
銘菓「総統餅」を生んだ店
――港記酥皇店
ちょっぴり目新しい台湾銘菓を紹介しよう。 その名も「総統餅」。そのおいしさと人気の秘密とは?
西門町に近い東龍大飯店。その向かいに店を構えるのが港記酥皇店だ。オープンしてから約4年。今や外国人観光客が連日押しかける人気店となっている。客足の絶えることはなく、その盛況ぶりはなかなかのものだ。
この店で扱われる台湾菓子は、すべて店の奥にある工房で、一つ一つ作られている。植物油だけを使用し、防腐剤は用いない。
ずらりと並んだ商品棚を見渡してみると、まず目に入ってくるのが総統府をパッケージに描いた「3Q総統餅」。これはパイ生地の中に抹茶餡とお餅、そしてチーズを入れたもので、かつて、政府主催の宴会で供されたことにちなんでこの名がつけられた。  
口に入れてみると、まろやかな抹茶餡と弾力性のある餅の中に、かすかにチーズの風味が感じられる。きっと誰もが体験したことのない味わいに驚くはずだ。ちなみに総統餅はこの店が開発したオリジナル銘菓で、このほか、パイナップル餡を用いた「秦皇酥」もある。
もちろん、パイナップルケーキも格別な味わいを誇っている。この店の場合、甘さはどちらかというと控えめで、歯にもくっつかない。
また、「緑豆糕」もトライしてほしいお菓子だ。緑豆だけで作られた四角い形のケーキで、中に少しだけアズキが入っている。しっとりとした食感と上品な甘さは、日本茶との相性もぴったり。これは冷蔵庫で保管すれば1週間は日持ちする。
この店は2004年度に「金優良商品企業国宝奨」という賞を受賞している。つまり、そのおいしさは政府のお墨付き。味はもちろんだが、パッケージのデザインも凝っているので、お土産にも最適だ。
あまりのおいしさに、自分用のおやつになってしまうかも!
DATA
■台北市漢中街6号-2(東龍大飯店向かい)
■02-2389-5587
■http://www.twkongkee.com
■9:30~22:00
■パイナップルケーキ以外にもオリジナルのお菓子が揃っている。
|