ICAO総会に代表団派遣、場外で各国との交流を計画

台湾は国際民間航空機関(ICAO)総会の招待状はもらえなかったが、国際交流は必要との判断もあり、交通部は民航局副局長を団長とする7人を現地に派遣することを決め、25日夜、代表団は総会が開かれるカナダのモントリオールに向け、出発した。代表団は27日から30日までの間、会場の外で参加各国との交流をし、会議の情報を得るほか飛行の安全、保安、航空管制など台湾側の状況を説明、すでに友好国数カ国との会談も計画されている。

楽天の電子書籍ストア「Kobo」、台湾市場に進出

日本の楽天グループは、傘下の電子書籍ストア「楽天Kobo」を台湾で展開することを正式に発表した。Rakuten Kobo(カナダ)のマイケル・タンブリン氏など楽天関係者のほか、台湾の大手出版社の代表も出席する記者会見を29日に開催する。楽天は8年前にEC事業で台湾に進出した際、他のサービスの台湾展開も示唆していた。現在、楽天は台湾でECサイト事業と金融事業を手掛けている。業界関係者は、将来的に中国語出版市場を見据えての台湾進出だとみている。

燦坤傘下の金鉱珈琲が神戸の洋菓子店と提携、店舗数拡大を加速

電器量販の燦坤グループ傘下の「金鉱珈琲(CrownFancy)」が、三井アウトレットパーク林口に出店する神戸の有名洋菓子店「アンプレシオン(Impression)」と組み、8種類のスイーツを打ち出した。「アンプレシオン」のオーナーシェフ坊佳樹氏が開発を手掛けた。同社の売上は飲料が約45%、デザート類が35%で、今回の新商品により売上1割増を目指す。「金鉱珈琲」は店舗数拡大を推進しており、今年は48店舗を開設し計80店舗に、来年は120店舗出店を目標としている。

台湾最古のビール工場、施設保存し「ビール文化園区」に

1919(大正8)年に建てられ、日本統治時代には台湾唯一のビール工場だった「台北ビール工場」が、文化園区として保存されることが決まった。現在、台湾エン(※草冠に於=たばこ)酒公司(TTL)が所有する工場敷地面積は約5.2ヘクタール。うち0.8ヘクタールには市定古蹟に指定されている建築物がある。当時の建物や製造設備は「ビール博物館」として保存する。また、台北市の都市計画変更に伴い、台湾エン酒は敷地の40.5%を台北市に寄贈する。公園・広場なども備えた「ビール文化園区」は2021年に開幕予定だ。

台湾の観賞魚 高い養殖技術で世界市場席巻に自信=農業委員会

台湾で観賞魚の養殖が盛んだ。高い技術力で安定した生産が可能になっており、行政院(内閣)農業委員会では輸出拡大に期待を寄せている。同委は20日、今月末から高雄で開かれる「台湾アクアリウムエキスポ」への出展を前に記者会見を実施。タツノオトシゴやシクリッド、アトランティックシーネットル、ナンヨウハギなどの主力商品を紹介した。黄金城・副主任委員によると、観賞魚の取引額は全世界で150億米ドル(約1兆5300億円)。台湾の養殖技術は他国を凌駕しており、海外には大きなビジネスチャンスがあると語る。欧米の人に人気のタツノオトシゴは同委と台湾海洋大学(基隆市)が協力し、3種類で量産化を実現。関係者によると1匹3000~4000台湾元(約9700~1万3000円)で取引されるものもあるという。タイ港科技(※タイ=台におおざと)が生産するクラゲの一種、アトランティックシーネットルは、1円玉ほどの大きさだが価格は1000元(約3200円)。方祖豪・総経理(社長)は、成長すると人間と同じ大きさになると魅力を話す。今年は国内の業者がドイツやシンガポールのコンテストで優勝する機会にも恵まれた。高品質な商品が十分な競争力をもっていることが証明され、関係者は自信をのぞかせている。(中央社フォーカス台湾)

おいしい台湾フルーツを世界に…政府系企業が輸出後押しへ

行政院(内閣)農業委員会は21日、台湾産フルーツの輸出を後押しする政府系企業「台湾国際農業開発」を今年10月にも設立させると明らかにした。董事長(会長)に内定する陳郁然氏は、バナナなどの作物をまとめて国際市場に売り込みたいと意気込んでいる。陳氏は中央社の取材に対し、すでに成果の出ている果物ではなく、バナナやパイナップル、マンゴーなどさらに伸びしろのある商品の輸出促進を図る考えを示した。また、地域を限定せず、先に販路や物流を確保するとしている。同委によると、新会社は台北に本社を置くほか、雲林、嘉義、台南、高雄、宜蘭、花蓮、台東など農業の栄えている地域にも人員を駐在させる方針。今後採用が進められるが、英語や日本語の能力が必要とされている。(中央社フォーカス台湾)

国民一人当たりの金融純資産、台湾がアジア2位 トップは日本

独保険大手のアリアンツが21日に発表した「世界資産レポート」で、2015年末の台湾の国民一人当たりの金融純資産は8万1240ユーロ(約920万円)と、世界8位、アジアでは日本に次ぐ2位だった。調査は50以上の国・地域を対象に実施。世界1位はスイス(17万590ユーロ)で、米国(16万950ユーロ)、英国(9万5600ユーロ)が続いた。台湾の昨年の順位は世界10位、アジア3位だった。同レポートによると、台湾の国民1人当たりの金融純資産は前年比で3.9%増加。世界平均は4.9%で、12~14年の年平均9%と比べ失速している。(中央社フォーカス台湾)

海外駐在員に人気の国・地域 台湾は世界14位 日本より上位に

英金融大手HSBCは22日、海外駐在員に人気の国・地域に関する調査結果を公表した。それによると、世界1位は2年連続でシンガポールとなり、台湾は14位になったことが分かった。日本は20位だった。調査は190カ国・地域の駐在員2万7000人を対象に実施。2~10位はニュージーランド、カナダ、チェコ、スイス、ノルウェー、オーストリア、スウェーデン、バーレーン、ドイツ。香港は13位、英国は22位、米国は30位、中国大陸は34位だった。台湾の魅力については、新しい友達を作りやすい、収入を高める機会が多いとする意見が寄せられたとしている。(中央社フォーカス台湾)