乎乾啦

擴音器 台湾語は北部、中部、南部と各地方、各家庭によって発音が異なることがあります。ここでは、異なる地方出身の台湾語ネーティブの発音を複数収録しました。

[台湾語]乎乾啦

(ホダーラ)

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[日本語訳] 乾杯

[例文]  來來來!乎乾啦!

(ライライライ ホダーラ)

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[台湾華語]  來來來!乾杯吧!(ㄌㄞㄞ ㄌㄞㄞ ㄌㄞㄞ ㄍㄢ  ㄅㄟ ㄅㄚ˙)
[日本語訳] さあ、乾杯しましょう!

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台湾での宴席で乾杯の際の言葉ですから、皆さんも、一度は耳にしたことがあるはずです。

「乎乾啦(ホダーラ)」と言いながらグラスをカチンとならす。

はい、乾杯という意味の台湾語です。

「乎」はこの場合、華語の「讓」=「V+させる」と同じ意味。「乎+乾」=「杯を空け(させ)る」。「啦」は「~しましょう」。「乎乾啦」=「杯を空けましょう」になります。

ちなみに、華語でも漢字は日本語同様「乾杯」ですが、発音は「ガンベイ」(gān bēi)です。日本式の宴会では乾杯は始まる時の掛け声みたいな感じで最初の一回だけで、後は自分のペースで飲めばいいのですが、台湾式の宴会では、一人でお酒を注いで飲んでいたらマナー違反になります。誰かを見つけて、「我敬你!」(あなたに敬意を)と言いながら、相手の杯にお酒を注いで「乾杯」や「乎乾啦(ホダーラ)」とコールして乾杯します。もちろん、乾杯の相手は複数でもいいです。

この時、敬意を表すために通常お酒を飲み干します。しかも、飲み干した後、杯を逆さにして「ほら、飲み干したでしょ」と空っぽになった杯を相手に見せるのが台湾流です。少しでもお酒が残ってたら「乾杯」や「乎乾啦(ホダーラ)」の催促に遭います。

ビジネスの酒宴において、ゲストに存分にお酒を飲んでもらえることは、ホストとしても満足感が高いことですよね。なので、どんどんゲストにお酒を注いで「乎乾啦(ホダーラ)」に誘いましょう。

ところで、お酒に自信がある方はどんどん「乎乾啦(ホダーラ)」に付き合っていいのかもしれませんが、お酒が苦手な方は「乎乾啦(ホダーラ)」コールにあって、二日酔いで苦しんだ経験がありませんか。このような方には、あるいはお酒が苦手でない方にも、ほどほどに飲ませていただきますという意味の「隨意」(suí yì)という表現が大いに役に立ちます。「你乾杯,我隨意」(nǐ gān bēi wǒ suí yì/あなたはどうぞ飲み干してください、私はほどほど飲ませていただきます)という素晴らしい慣用表現が、台湾人の「乎乾啦(ホダーラ)」の嵐からあなたを救い出してくれることでしょう。別に失礼な表現ではなく、「乎乾啦(ホダーラ)」攻撃を交わす常套手段ですから、ぜひ覚えておいてください。

さて、あなたは今日誰と「乎乾啦(ホダーラ)」しますか?

(文:趙怡華/2016年8月号掲載)