暮らしの準備 Part. 1

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何はなくとも部屋探し

居留証、在留届など何の手続きをするにも自宅の住所が必須である。まず何はなくとも部屋探し。台湾で自分のスペースを確保しよう。

台湾、特に台北は近年、家賃相場が上昇傾向にある。西門町をはじめ、観光客にも人気のエリアは10000元以下の物件は非常に狭い。日本人が比較的多く住むエリアとして、家族連れには日本人学校がある天母、単身赴任者には日本料理店、バーなどが集中する中山エリアが挙げられる。さらには台北駅、西門町にも乗換なしで行ける板南線の江子翠駅から府中駅の板橋エリアも人気である。

現地採用の場合、例えば月給が48000元とするならば、10000~15000元ぐらいが相場であろう。それ以上の家賃を払える方以外は、決して日本と同スペックは求めず、自分にとって何が一番譲れない点かを見極めることが重要。自分の予算とライフスタイルに合わせて選ぼう。

個人で探すには台湾の賃貸検索サイト「591房屋交易」が便利。エイブルセンチュリー21など日系の不動産会社であれば、バスタブ付きなど日本人の好みに合った物件を比較的多く扱っている。エイブルで話を伺うと「少し遠くても良いのであれば新荘、三重エリアは台北市中心部より約3~4割安く、比較的新しい物件があります」とのこと。こちらのエリアも検討してみてはいかがだろうか。

591 台北市内のワンルームなら15000~25000元、ルームシェアなら5000~12000元あたりが相場。新北市ならもっと割安に。家具、家電は備え付けが多い。

※ココに注意!
・キッチン
外食文化が非常に発達している台湾では、家族用の広い物件以外は基本キッチンがないケースが多い。もしくはキッチンがあっても調理禁止・流し台なしの物件も多いので確認が必要だ。

・ゴミ出し
ゴミ出しはゴミ収集車の来る時間と決められている。毎日朝晩2回と頻繁に来るが、これが面倒な人は管理人が常駐するなど代行者がいる物件を探す必要がある。管理人がいる物件は総じて高めだが、「分租套房」というバス・トイレ共有で個室があるシェアハウスのようなスタイルは家賃折半なので、建物の設備が良いわりに家賃を抑えられる物件もある。

・バスタブ
基本はシャワーのみの物件がほとんどであるどころか、トイレとシャワーの距離が近すぎて便器びしょぬれ必至の物件も。どうしてもバスタブのある物件を希望するなら、日系の不動産会社で探すか、予算をプラスするか、少し郊外を検討することをお勧め。あるいは、スペースが広い浴室を選び、後から湯船を購入する日本人も少なくない。バスタブ設備で家賃は数千元高くなるが、湯船も実は数千元〜。数カ月で元が取れる。

・トイレットペーパー
トイレットペーパーを直接便器に流さずに、ゴミ箱に捨てる場合が多い。最近建てられた建物以外は排水管が細いのと紙質が原因といわれているが、日本人にはかなりきつい。無理に流そうとすると逆流するという大惨事が起こりかねないので、くれぐれも気を付けよう。

・採光
夏の暑さや台風対策から、小さめの窓や北向きが人気。当然採光も日本よりずっと悪いことが多く中には地下という驚きの住宅物件も。直射日光が照りつける最上階は、夜になっても気温が下がらずクーラー代もかさむため、台湾人が最も選ばないといわれる物件だ。


経験者が語る失敗談
・賃貸の部屋では電気代やガス代などは大家さんにまとめて払うことが多いのだが、電気代が異常に多いと思い、調べてみると隣りの部屋の分と間違えて請求されていた。何事も他人任せにせず、自分でチェックをする必要があると思った。


 

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