台北ドーム、市が業者との契約解除の見送り決定後に新たな動き

台北ドーム建設問題で新たな動きが出てきた。柯文哲・台北市長は8日午前、昨年5月から建設工事が中断されている台北ドーム(台北大巨蛋)の請負業者、遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)との契約解除を一時見送ると表明した。遠雄はこの日までに、懸案となっている台北ドームの安全問題などについて改善策を台北市に提出することになっており、提出されない場合には契約解除が予定されていた。遠雄は7日、台北市の要求に沿って建設を進める同意書を提出するなど、譲歩の姿勢を見せていた。柯市長は遠雄の動きに対し、善意を示すものだと評価した。しかし、市は契約解除をやめたわけではないことを強調。もし遠雄側の改善が台北市の求めている水準に達しなかった場合には契約を打ち切るとした。一方、遠雄側は同日午後になって、台北市側の示す安全基準の法的根拠がないとし、いったん双方の間で示されかけた和解ムードに変化が生じかけている。
台北ドームは2012年に工事が開始された。2014年12月に柯氏が市長に就任して以来、安全基準を巡って市・遠雄双方の意見が対立している。

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