陸上の台湾選手権は22日、東部・宜蘭県で最終日を迎えた。女子400メートルハードルでは、台東県代表の羅佩琳が60秒82の大会新記録で金メダルに輝いた。
台湾原住民(先住民)アミ族出身の羅は2013年、台湾マクドナルドのCMに出演したことで一躍有名になった。試合後のインタビューでは、「来年のユニバーシアード台北大会に出られるよう頑張る」と意気込みを語った。
21日に開幕した今大会には、台湾各県・市の代表メンバーのほかに、大阪からも女子選手5人が招待され、海外勢として初めて出場。女子走り高跳びで渡辺有希は1位、津田シェリアイは3位の成績を残している。(中央社フォーカス台湾)