●サントメ・プリンシペが台湾と断交、中国の金銭外交と非難、外交部

西アフリカの小さな島国、サントメ・プリンシペが21日、台湾と断交した。李大維・外交部長(外相)が21日、緊急記者会見して発表した。台湾も即時断交した。断交の背景には中国があり、サントメの財政難に付け込んで「一つの中国」の原則受け入れを迫る操作を行ったという見方もあり、外交部は「中国の金銭外交だ」と非難した。

サントメは年初から台湾に経済支援を求めており、台湾も最初は応じたが、その後、金額が増え、最近は2億1000万米ドル(約240億円)に上っていた。このため「外交は金銭の競争ではない」という蔡英文総統の判断で援助を拒絶、断交となった。断交は2013年のガンビア以来で、蔡政権発足後は初めて。ガンビアは今年3月、中国と国交樹立した。これで台湾と国交がある国は、来月、蔡総統が訪問するグアテマラなど21カ国となる。

総統府は今回の断交劇に対し、「大陸政府が『一つの中国』原則に基づき介入したものであり遺憾だ」との声明を出した。

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