和食えん

手作りをモットーに本格和食居酒屋

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台北市忠孝東路三段300號   SOGO復興店11階
02-7745-0796
営業時間:11:00~22:00
www.en-taipei.com.tw

 

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「お造り3点盛り合わせ」(580元)東港のマグロ、基隆のカンパチ、カナダのエビ。どれも鮮度申し分なし。

MRT忠孝復興駅直結の百貨店・SOGO復興店の11階にある和食えんは、台湾進出してから10周年を迎える質の高い本格和食店。本誌9月号で紹介した「御盤de食堂(おぼんdeごはん)」と同じくBYOグループが経営している。店内はオープンキッチンに高い天井、ホールの席では百貨店9階の日本庭園を眺めながら食事を楽しめる。そのほか4~16人収容できる個室も7つ。
店名「えん」には四つの意味があり、店のコンセプトが込められている。人と人、良い材料とお酒が出合う「縁」、美しい料理と行き届いた接客、ゆとりのある空間で繰り広げられる「宴」、角がなく、どこでも進む自由さとボールのように弾む活気を象徴する「円」、一振りの「塩」にも集中しものづくりする姿勢。

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「サーモンとアボカドのロール寿司」(320元)イクラと紫蘇の千切りが載って、味のバランスがとてもいい。

日本のえんは居酒屋のため、同店のメニューも全体的にお酒に合う料理。昼は定食、夜は単品が中心で旬の食材を使った月替りのお薦め料理など新鮮な食材をふんだんに使った料理を提供している。特筆したいのは週2回築地から海鮮を仕入れていること。それが目当てに通う顧客もいるという。
9割ほどの客が台湾人というものの、日本の味もしっかり守っている。「台湾の方の和食への期待、要求はますます高まっている。それを裏切らない店づくりを今後もしていきたい。例えば『日本で食べたものよりおいしい! 』と多くのお客様におっしゃっていただけるような店を目指している」と芝店長は語る。

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「隨酒小菜(おつまみ三点盛り)」(任意三点280元)鮪とアボカドのなめこ醤油、食べるラー油のきんぴら、甘長唐辛子の明太和え。

また、鍋好きな台湾人のために日本店のメニューにないシャブシャブもある。
えんが他のチェーン店と異なる一番の特徴はやはり手作りへのこだわり。すべての料理、ソースは食材から作ることだ。例えばオープン2年目から始め、美味しさに定評がある豆腐料理。毎日非遺伝子組換えの大豆で作った濃厚な豆乳を温め、にがりを入れて豆腐を作る。看板メニューの「自家製出来立ておぼろ豆腐」(150元)の食感は柔らかく、直接食べると大豆の香りが濃い。お好みでだししょうゆやニュージランド産の岩塩を味付けて食べるのもいい。

日本料理で多用されているだしも、だしの粉を使わず、魚や昆布で毎朝に当日分を作る。料理長の一番の自信作だと言う「出し巻玉子」(160元)は、そのこだわりのかつおだしと台湾地鶏の卵を使った一品だ。ふんわりとして、だしが口内にじゅわっと広がりとても美味しい。和食が恋しくなったら、親子三代、幅広い世代に愛される和食店を訪ねてみよう。

(2016年12月号掲載)

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