●「純麦酒」発売 小麦は100%台湾産=金門の酒造と農業委員会が共同で発表

行政院農業委員会は20日、金門の酒造、金門酒廠と共同で手掛けた「金門純麦酒」を台北市内で発表した。原料の小麦は台中・大雅の契約農家で生産された種を使い、金門で栽培されたものを使用。農業委員会は「100%国産の品種」だとアピールした。

同商品は小麦を固体発酵させて醸造。利き酒師の楊恭汪さんによると、白酒(中国の蒸留酒)は一般的にコーリャンを固体発酵させており、小麦を原料とするのは同商品のみだという。金門酒廠の黄景舜・董事長(会長)は、小麦本来の味わいや香りを楽しめると自信を見せる。

黄董事長によると、現在金門における酒造用小麦の年間生産量は500万キロほどで、これらから150万リットルの純麦酒が作られるという。

農業委員会によると、大雅地区では日本統治時代から小麦の生産を開始。戦後には輸入の拡大により、一時的に栽培を停止していたが、1997年からは政府が大雅の農家と契約し、買い付けた小麦を金門酒廠に販売している。(中央社フォーカス台湾)

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