●台湾全土20カ所余りの発電所を探訪 大学生二人、記録を1冊の本に

台湾の男子大学生二人はこのほど、夏休みを利用して訪れた台湾全土にある20カ所余りの古い発電所に関する記録を一冊の本にまとめた。人文的な角度から台湾電力を見つめ、台湾電力の知られざる一面を読者に伝えたいとしている。

同書の製作は、野党・国民党所属の陳学聖・立法委員(国会議員)の発案によるもの。陳議員は台湾電力が運転する発電所の歴史を記録したいとかねてから考えており、台湾大政治学科に通う廖偉鈞さんと孟邑儒さんが自身の事務所にインターンにやって来た際、二人に発電所を巡ってもらうことにしたという。

二人が足を運んだ発電所は台湾本島だけでなく、離島にも及ぶ。かかった経費は計1万台湾元(約3万6400円)のみ。陳議員は二人の頑張りに敬意を示した。

廖さんは、一般の人は台湾電力に対し厳格な公の機関というイメージを抱いており、その存在を感じるのは電気料金の請求書を受け取った時くらいだと話す。だが、今回の探訪によって、多くの古い発電所が僻地で大自然と奮闘し、独自の集落文化を生み出していることを知ったという。同書を通じて台湾電力の人文的な一面を紹介できればと語った。

台湾電力の朱文成・董事長(会長)によると、同社内部でも文化的な面の重要性を認識し、過去の文物の収集や保存を進めているという。(中央社フォーカス台湾)

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