●白色テロ扱ったホラーゲームが話題に 台湾の「暗い歴史」呼び起こす

台湾のゲーム会社Red CandleGames(赤燭遊戲)開発のホラーアドベンチャーゲーム「返校–Detention」が13日の発売後、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」の売り上げランキングで一時世界3位となるなど、国内外で大きな注目を集めている。

本作の舞台は、国民党が強権政治を敷いていた1960年代の台湾。「白色テロ」と呼ばれる、当局による不当逮捕や言論統制といった時代的雰囲気を感じさせる要素が取り入れられていることから、ネット上ではゲームに関する議論だけでなく、当時の事件などを振り返る動きが出ており、その影響は拡大している。

与党・民進党の陳其邁立法委員(国会議員)も、同作はより多くの若者に白色テロの痛みを理解させるものだと評価。国民党は戒厳令を布告した1949年から約40年にわたって、厳しい言論統制や取り締まりを行い、多くの市民を投獄、処刑した。

この「返校旋風」は中国大陸にも波及。大陸版ツイッター「微博(ウェイボー)」では、「ゲームの背景にある歴史について深く考えさせられる」と肯定的なコメントが見られた。

一方、台湾独立を支持する作品だと批判したネットユーザーに対しては、「良いゲームに政治的な立場は関係ない」といった反論が数多く寄せられた。同作は中国共産党に関する政治的な議題に直接触れていないことから中国大陸でも購入できる。

同作は現在、中国語(繁体字、簡体字)と英語のみの対応だが、関係者によると、今後日本語を追加する計画もあるという。2月上旬には外伝に当たる小説「返校–悪夢再続」が台湾で発売される予定。(中央社フォーカス台湾)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中