●機密漏えい、馬英九前総統に無罪判決

台北地裁は28日、機密漏えいなどの罪に問われていた馬英九前総統に無罪の判決を言い渡した。裁判は、2013年、会計法違反容疑のあった当時の民進党立法院党団(議員団)の総召(院内総務に相当)の柯建銘氏を上訴するのを断念させるため、柯氏が王金平・立法院長(国会議長)を通じて口利きによる司法介入を図ったとの疑惑が起きた際、馬氏は関連の捜査機密を江宜樺・行政院長(首相)らに漏らしたとして柯氏が告発していた。判決では、馬氏が当時の黄世銘・検察総長にした電話の内容がはっきりしておらず、また馬氏がもらしたとされる機密情報はすでに流布していたもので機密にならないなどとして無罪とした。馬氏側はこの判決を「適法、適当」と歓迎、柯氏は「非常に悲しい」として上訴の方針。馬氏は今回の訴訟以外に合計9件の裁判を抱えており、検察が起訴した機密情報漏えい教唆の事件の判決は、来月14日に言い渡される。

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