●台湾から2作 台北映画祭コンペ部門

6月29日に開幕する第19回台北映画祭(台北電影節)の国際新監督コンペティション部門の出品作12作品が10日発表され、台湾からはホアン・シンヤオ(黄信堯)監督の「大仏普拉斯」とホアン・シー(黄熙)監督の「強尼・凱克」がノミネートされた。両作品にはそれぞれ台湾映画界の大御所が参加している。

「大仏普拉斯」はチョン・モンホン(鍾孟宏)監督がエグゼクティブプロデューサーを担当。チョン監督は中島長雄名義でカメラマンも務めている。レオン・ダイ(戴立忍)らをキャストに招き、社会の隅で生きる中年男性が工場オーナーのドライブレコーダーを盗み見たのを発端に不可思議な連鎖反応が起こり、工場にあった大仏までもが騒ぎに巻き込まれるという物語を描いた。同作は2015年の同映画祭で上映された短編「大仏」がベースになっている。

「強尼・凱克」にはホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の製作チームが全面的に参加。ホウ監督はエグゼクティブプロデューサーを務める。三つの孤独な魂とその繊細な感情の動きを通じ、若い世代の製作者の目線で現代社会の変化と落胆を表現した。出演はクー・ユールン(柯宇綸)など。

同コンペティションは新人監督を対象としており、応募作品は監督の長編デビュー作もしくは2作目に限られる。台湾から入選した2作品はいずれも両監督の長編フィクションデビュー作。今年は世界各地から過去最多の500作品以上の応募があった。(中央社フォーカス台湾)

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