●「台湾版キウイ」アテモヤ輸出強化へ

行政院(内閣)農業委員会の指導で設立された台湾国際農業開発(台北市)は、アテモヤ(パイナップル釈迦)、パイナップル、バナナを果物輸出の主力品目として海外への売り出しに力を入れる。同社の陳郁然・董事長(会長)は、アテモヤは国際市場で「台湾版キウイ」になれる可能性があると期待を示している。

アテモヤは釈迦の頭のような形をしたバンレイシとチェリモヤをかけ合わせて誕生した品種。台湾には1968年にイスラエルから導入され、現在ではバナナやマンゴーと並ぶ輸出の主要品目になっている。2014年の輸出額は5億8000万元(約21億3341万円)。主要輸出先は中国大陸で、2014年のデータでは全体の輸出量の98.5%を占めた。東部・台東県卑南郷が台湾最大の産地。

台湾国際農業開発の陳会長は、ニュージーランドのキウイフルーツ生産大手、ゼスプリでグローバル・マーケティング・ディレクターを務めた経歴を持つ。アテモヤが台湾版キウイになるには、現代化や決められた基準に沿った生産や販売の実施が重要だと指摘する。まずは青年農家や専業農家数十人に参加してもらい、台東に200ヘクタールの輸出モデル農園を設置する計画。最初は北東アジアにターゲットを絞り、その後、国を代表するブランドとしてより広い国際市場への進出を目指したいとしている。(中央社フォーカス台湾)

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