●空撮映画第2弾 日本での撮影も予定

全編空撮で台湾の風景を映し出し、興行収入2億台湾元(8億円)を超える大ヒットを記録したドキュメンタリー映画「天空からの招待状」(看見台湾)の第2弾が始動することが8日、分かった。今回は台湾だけでなく、日本など海外でも撮影を行い、環境保護に国境はないという理念を伝える。

「天空からの招待状」は2013年に台湾で公開。同年の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。作品中に登場する風景によって台湾では環境保護への関心が高まり、政府が環境保護に関する特別チームを立ち上げるきっかけにもなった。

チー・ポーリン(齊柏林)監督はこの日、台北市内でクランクイン会見を行い、第2弾の製作を発表。1億元(約3億6570万円)を投じ、1年半をかけて製作する計画。撮影は台湾を中心に日本、ニュージーランド、マレーシア、中国大陸の計5カ国・地域で実施し、今回は海底の姿も映し出すという。

海外で撮影を行う目的についてチー監督は、他地域からごみが漂着しているのを責める一方、自分たちのごみも周囲の国に流れ着いているという現状に触れ、「お隣を責めるよりも自分たちがどうすればいいか考えるほうがいい」と述べ、同作を通じて環境問題について人々が共に考え、共に改善していけるようになればと期待を寄せた。

また、台湾の撮影では海岸線やエネルギー選択、高地栽培の問題などに注目するほか、中国大陸で商売を発展させてきた台湾企業の物語も紹介する。30、40年前にカバンひとつで外に飛び出し、現在では台湾経済を支えるまでになった企業家の物語を現在の台湾の若者に伝えることで、若者が世界に羽ばたき、台湾の未来のために努力してもらえるようになればとチー監督は語った。

同作は2019年公開予定。(中央社フォーカス台湾)

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