●一蘭が謝罪「価格設定不当だった」

今月15日にオープンする台湾1号店で導入予定の座席優先案内サービスに批判が殺到しているのを受け、博多ラーメンの一蘭は11日夜、一蘭台湾の公式フェイスブックに謝罪文を掲載した。「台湾と日本の消費文化には差異があり、貨幣を直接換算して定価を設定するのは確かに妥当でなかった」と非を認めている。海外広報担当者は12日、報道陣の取材に対し、サービスは予定通り導入すると明らかにした。

一蘭は10日までに、対象商品を購入した人を優先的に席に案内するシステム「ファストエントリー」を台北本店で導入すると告知。おみやげ商品を6000元(約2万1930円)分購入すれば2人が優先的に着席できるとした。だが、その設定金額の高さに公式フェイスブックには「あきれた」「ひどい。一杯のラーメンにこんな大金を使う必要はあるのか」など批判のコメントが多く寄せられた。また、有名大学教授からも「不買運動をしようと思わないのか」など疑問の声が上がった。

一蘭は謝罪文の中で価格設定の根拠について、日本国内の価格を基準にしたと説明。一部の日本の店舗では同システムがすでに導入されており、定価は1万円~1万1000円。台湾では6000元で二人が優先着席できるため、1人当たりの価格は日本と同等だと弁明した。 一蘭は、サービス内容の説明不足と市場調査の不足によって騒ぎが引き起こされたとし、謝罪の言葉を並べた。今後はより慎重になり、謙虚に意見を聞いていきたいとしている。 同社の海外広報担当者は12日、報道陣の前で改めて謝罪。サービス導入は長蛇の列を防止するのが目的で、6000元という価格は利用者の人数を抑制するためだとし、価格は変更しないと説明した。だが、オープン後に各方面から意見を聞いた上で、価格を調整するか検討すると話した。(中央社フォーカス台湾)

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