●台湾産カカオのチョコ、世界大会へ

国際的なチョコレートの大会、インターナショナル・チョコレート・アワードのアジア太平洋地域予選結果が27日に発表された。台湾の福湾荘園(屏東県)が出品した「台湾1号62%」がダークチョコ部門で金賞を獲得するなど総合優勝に輝き、10月にロンドンで開催される世界大会への参加資格を得た。

同予選は3月29日~4月4日の日程で、ニューヨークで行われ、1000以上の銘柄が出品された。「台湾1号62%」は屏東産のカカオ豆を使った100%台湾産で、新興カカオ産地など三つの特別賞にも輝いた。

福湾荘園はカカオ農園を併設する高級リゾートで、カカオ豆の生産からチョコレートの製造までを一貫して手掛けるメーカーでもある。最高経営責任者(CEO)の許華仁氏は台湾で唯一、国際的な資格(IICCT)を持つチョコレート鑑定士。

許氏によると、屏東産カカオは果実、キャラメル、ミルクティーの香りを持つのが特徴。同氏は2年前から桜えびやオーガニックローズなど地元の特産とカカオを組み合わせた独自のチョコレート開発に取り組んでおり、今回の予選では、タイ風カレーシュリンプチョコがフレーバーチョコ部門で銀賞、ローズライチニブチョコレートが同部門で銅賞を受賞している。

屏東県では約15年前からカカオの生産が広がり始めた。同県政府によると、県内の栽培面積は300ヘクタールで、2015年からはカカオ産業を知り、スキルを学べるセミナーも始まった。福湾荘園もこのセミナーを受講したことがあるという。(中央社フォーカス台湾)

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