風来坊・串串

名古屋で愛される元祖の手羽先の唐揚げ
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台北市民權東路一段7巷18號
(02)2597-3121
営業時間:17:30-23:30(金土は24:00まで)
ウェブサイト

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皮を下に肉を上にして扇形に並べ、細切りキャベツを添える盛り付けは本家と同じ。

名古屋名物の一つ、手羽先の唐揚げ。名古屋市内だけでもそれぞれ30店舗以上ある「世界の山ちゃん」と「風来坊」といえば、本場で愛されている手羽先の2大有名店だが、特に風来坊は名古屋手羽先の元祖といわれる。創始者の大坪健庫さんが当時、食材の用途としてはスープのだし程度で、肉そのものとしての価値は低かった手羽先を使って新メニューを考案したことが始まりだ。手羽先の唐揚げは価格的に安いわりに美味しく、肉が少なめで、かえって軽い感覚で食べられるところが絶大な人気を集めた。
その味をのれん分けした最初で唯一の台湾店は、1999年に台北でオープン。今年、従来の顧客の要望に最大限に応え、他の要素も加えて新たにリニューアルオープンした。変わらないのは本家に認められた風来坊の手羽先の味だ。

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三色鶏(1串/100元)。明太子、うめ、大根おろしとわさびをトッピングした鶏肉串焼き。

手羽先を異なる温度の油で2度揚げるのが、表面がパリパリになるコツ。そして秘伝の熟成タレをつけ、塩コショウなど各種の調味料で味を調えて、最後にゴマをふって仕上げる。手羽先の重さ、長さに厳しい規定を設けているのは、味を均等にしみこませるため。調味料をかける動作さえ細かい決まりがある。そして肝心の油の品質にもこだわる。
こうして作られた手羽先は、肉質のジューシーさを保ちつつ、クセになる甘塩辛い味わいがたまらない。後味を引く美味さで何本でも食べられる。ご飯のおかずにしてもいいし、もちろんビールとの相性も抜群。食べ方は写真入りの解説があり、教え通り食べれば身を残すことなく綺麗にいただける。持ち帰り(5本で120元)もでき、冷めても美味しい。
一方、店内では、同じく日本の技術を受け継いだ串カツ、串焼きも販売している。店の目立つ看板「kushikushi 串串」は、オーナーが自ら立ち上げたブランドだ。旬の食材で作ったこちらの創作メニューも要注目。(2016年7月号掲載)

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肉汁を閉じ込めたつくね(秘伝のタレ)(2串/100元)
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