●コンビニに認知症のインターン生

南部・嘉義市内のコンビニエンスストアで、認知症の高齢者6人がインターン生として働いている。年齢は72歳から98歳。「いらっしゃいませ」のあいさつを忘れたり、注文を間違えたりしながらも、懸命に仕事に取り組んでいる。

店長の羅淑芬さんは、高齢のインターン生はかわいらしいと話す。90歳の文さんは、これまで3回実習に来ているが、毎回「いらっしゃいませ」を忘れてしまう。だが、学習意欲は高く、来店客にコーヒーを入れた後に「コーヒーが入れられるなんて思ったこともなかった」とこっそり笑っていたという。84歳の金さんは、ビン南語(※ビン=門構えに虫)で「ありがとう」「暇があれば寄って」など独自のあいさつで来店客とのコミュニケーションを図っている。

セブン-イレブン(統一超商)と共同でこの取り組みを実施する慈善団体、天主教中華聖母社会福利慈善事業基金会によれば、狙いは認知症に対する理解向上。黎世宏執行長(CEO)は、認知症患者と触れ合う経験を持ってもらえればと語る。

店内には、認知症患者がインターン生として勤務することを説明する張り紙を出し、行動や言葉でこれらの高齢者に愛と温もりを伝えてほしいと呼び掛けている。

認知症のインターン生を受け入れているセブン-イレブン新大業店では今後、毎週木曜の午前中にインターン生2人が勤務する。(中央社フォーカス台湾)

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