●大谷光瑞の「逍遙園」、修復起工式

浄土真宗本願寺派第22世法主・大谷光瑞(こうずい)伯爵が1940年代に建てた別荘「逍遙園」(高雄市新興区)で14日、3年間の修復工事の起工式が行われた。式典には日本の西本願寺派寺院の僧侶も出席した。同別荘は熱帯における農業研究を目的とし、実験農場や私塾を併せた独特な建築様式を持つ。第二次大戦後は国民党政府に接収され、近年取り壊しの危機にあったが、高雄市政府が軍部との交渉の末、歴史建築としての修復・保存を決めた。従来の修復計画とは異なり、日本の専門家や技術者を招聘した上、工事期間中にも座談会・検討会・ガイドツアーなどを実施し、修復の過程を文化資産保存教育や修復技術交流に役立てる予定だ。

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