●台北動物園、台湾ジカの赤ちゃん誕生

台北市立動物園は14日、台風9号が直撃した先月29日の夜に園内のタイワンジカのメスの赤ちゃんが生まれたと明らかにした。赤ちゃんは台風9号の台湾名「尼莎」にちなみ「梅尼莎」と名付けられた。

台湾各地に深刻な被害をもたらした台風9号。同園によれば、園内では70本を超える大木の倒壊、断水や停電などの被害があった。台風が去った翌日、飼育員が屋外エリアでメスの梅燕のそばにいた赤ちゃんの姿を発見し、梅燕が雨風吹き荒れる中、出産したことが分かった。梅燕はこれまで多数の出産経験があったという。

同園によると、梅燕は母性が非常に強い母ジカで、子育て期間中の気性が荒く、飼育員がうっかり子ジカに近づこうものなら、すかさずキックを繰り出して飼育員を追い払おうとするという。また、野生のシカと同じように子ジカを木陰などに隠すため、子ジカを見る際には辛抱強く探す必要があると来園客に呼び掛けている。

冬季になると体の白い斑点が消えるニホンジカと異なり、タイワンジカは一年中、斑点が明瞭。その斑点が梅の花のように見えることから台湾では「梅花鹿」と呼ばれる。(中央社フォーカス台湾)

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