●原住民に平埔族の身分追加

行政院(内閣)は17日の院会(閣議)で一般には「平埔族」と呼ばれる原住民を法的にも原住民と認める「原住民身分法」の改正案を決め、立法院(国会)に提案した。原住民は一般には山岳地帯に住む山地原住民と平地に住む平埔族とに分けられ、法的には山地原住民だけが原住民として認めている。平地原住民は、日本統治時代は「熟蕃」と呼ばれ、平地に住んでいたため漢人との混血化が進み、見分けがつきにくくなっていた。しかし現在では噶瑪蘭(カマラン)、凱達格蘭(ケタガラン)、西拉雅(シラヤ)など九族が確認され、約20万人前後はいるとみられており、原住民の身分を求める正名運動が二十年ほど前から続いていた。改正案では先祖の日本時代の戸籍に「熟蕃」、「平埔」の註記があれば、平埔族と認めるとしている。

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