●モデル田中里奈さん、台北観光大使に

モデルの田中里奈さんが16日、台北市の観光親善大使に任命され、同市の市定古跡「新芳春茶行」で記者会見を行った。台湾を訪れた回数は30回以上という田中さん。「台北観光大使になるとは思わなかった。夢みたい」と喜びを語った。

田中さんはこれまでに、台湾に関連するガイドブックを2冊出版。台北は「日本にはない光景が広がっているのが好き」だと話し、古さの中に新しいものが入っているのが魅力だと紹介した。田中さんはこの日、「平西餅」という焼き菓子作りに挑戦し、伝統的な食文化を体験した。

会見に同席した同市観光伝播局の簡余晏局長は、より多くの日本人観光客に、迪化街をはじめとする大稲テイエリアを訪れてもらえればと語った。大稲テイは日本統治時代に台北の中心部として栄えていた地域。乾物や漢方の問屋が立ち並ぶ迪化街は近年、都市再生計画によってクリエイティブな商品を扱う店なども増加し、伝統と新しさが融合した街に変貌を遂げつつある。(テイ=土へんに呈)

同局は台北の知名度向上や個人旅行者の増加を目的に、日本を対象としたキャンペーン「Feel Taipei台北の旅温度を感じる」を昨年から実施。昨年は台湾出身の直木賞作家、東山彰良さんらとコラボレーションした。今年はイラストレーターのオガワナホさんの協力を得て、台北の旅の魅力を伝える。

この日の会場となった「新芳春茶行」は日本統治時代の1934年に建てられた建物で、当時は大稻埕エリア最大の製茶工場だった。2009年に台北市の古跡に登録された後、修復工事が行われ、文化施設として昨年新たに開館した。(中央社フォーカス台湾)

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