●建築家・黄聲遠さんら、日本で受賞

台湾の建築家・黄聲遠(ホアン・シェンユエン)さんと黄さんを中心とする台湾の若手建築家グループ「フィールドオフィス・アーキテクツ」(田中央工作群)が17日、第4回吉阪隆正賞を受賞した。東部・宜蘭における持続的かつコミュニケイティブな空間デザインの実践が評価された。同賞の受賞は台湾人として初。黄さんは受賞の知らせを受け、「ありがとうございます。みなさん、宜蘭に遊びに来てください」と喜びを語った。

同賞は、建築家・登山家・探検家である吉阪隆正さんの没後30周年を記念し、2011年に創設。吉阪さんの精神を引き継ぎ、生活文化に寄与する個人や団体に隔年で授与されており、5回目となる次回で終結する。

審査委員会は受賞理由として、黄氏が若者とともに食べ、飲み、語り合い、議論することを通じて、建物や構築物を作り上げていくという活動を行っていることに言及。共同体によって育まれ、具体的になっていくという建築のあり方が失われ、インターネットの情報網が地球を覆い尽くしている現代において、「黄さんのような姿勢の中にこそ建築と人との本質的な関係を蘇生させる手立てが潜んでいると信じます」と称賛した。

11月27日には、東京都内で授賞式と記念講演会が開催される。黄さんも出席予定。(中央社フォーカス台湾)

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