●HTC、Googleスマホ部門売却

宏達国際電子(HTC)と米Google社は21日、HTC内のGoogleのスマホ「Pixel」開発部門とHTCのスマホ関連特許を非専属方式でGoogleに売却すると発表した。売却金額は11億ドル(約1236億7889万円)で、来年初めに取引が成立する見込みだ。HTCの開発部門には約5300人の人材がおり、うち「Pixel」開発に携わっていた約2000人に対しGoogleへの移籍(契約期間2年)を促す。HTCは今後も自社ブランドのスマホ開発を続ける方針だ。

HTCは2015年からの累積赤字が約340億元(約1266億円)に達するとみられ、今年6月時点で帳簿上の余剰現金は300億元(約1117億円)にまで減少していた。2016年の売上高は781億6000万元(約2910億5680万円)と、2011年の約4657億9500万元(約1兆7346億円)から激減、9四半期連続の赤字となった。HTCの王雪紅・董事長(会長)は、今回の売却で得られる資金はHTCにとって大きな助けとなり、AR・VR技術や5G対応製品、IoT、AIなどへの強力な投資が可能となると述べた。また、人材採用も制限を設けず積極的に継続する考えを示した。

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