●マッチ箱で見る台北史、迪化街で

マッチ箱をテーマにした展覧会が9月27日、台北市迪化街の博物館で開幕した。マッチ箱1000個余りを展示し、1950年代から1970年代までの台北の歴史を紹介する。

マッチ箱は歴史専門家でコレクター、荘永明さんのコレクションの一部。自身が小さい頃から集めていたものだという。有名ホテルやレストラン、薬、自動車、たばこなど、マッチ箱に描かれたイラストから当時の社会の様子を感じることができる。

荘さんによれば、戒厳令時代、新聞の発行が規制されていた時期もあり、店や業者が広告を出すのは容易ではなかった。当時、誰もが手にできるマッチ箱は格好の宣伝道具となったという。

マッチ箱には店の住所が書かれているため、街がどのように発展してきたか、その過程まで分かると荘さんは話す。金融の街として栄えた南京東路には喫茶店やカフェが多く、商業が盛んだった大稲テイにはホテルが多かったことがマッチ箱から垣間見られるという。(テイ=土へんに呈)

展覧会は「迪化二〇七博物館」で来年3月26日まで。(中央社フォーカス台湾)

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