●那覇で初の沖縄・台湾美術交流展

美術を通して台湾と沖縄のつながりを紹介する企画展が1日から、沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち)で始まっている。台湾からは、日本統治時代に活躍した巨匠・陳澄波や、戦後精鋭の美術作品などが展示される。

企画展は開館10周年の記念特別展で、「彷徨の海」「邂逅の海」の二部構成。このうち「彷徨~」は、沖縄出身で、台湾とも深い関わりがあった画家、南風原朝光(はえばる ちょうこう)を通して沖縄と台湾とのつながりを探究するもの。

日本統治時代の官展、台湾美術展覧会(台展・府展)に出品していたアーティストや、沖縄の湾生画家、戦後台湾美術の潮流を生んだ台湾美術院諸氏の作品などを時系列で紹介する。

台湾美術院の廖修平・院長によると、展示されるのは、陳澄波の絵画作品5点と、自身を含む同院の美術家6人の作品。廖氏は、これまで沖縄と台湾の交流は文化よりも経済がメインだったため、今回のような大規模な美術交流は意義深いと語り、沖縄の人々が台湾美術に興味を持つきっかけになればと期待を示した。

同美術館の田名真之・館長は、展示される台湾の美術作品は非常に多彩で、漢字をモチーフにした版画作品などは、沖縄の美術界にいい影響を与えてくれるだろうと語っている。

「彷徨の海」展は2018年2月4日まで開催。(中央社フォーカス台湾)

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