●台湾初のコーヒー取引所、屏東で開設

台湾初のコーヒー取引所が24日、南部・屏東県泰武郷に開設された。屏東県はコーヒーの栽培面積、農家数が共に台湾最多。開所式で潘孟安・県長(県知事)は、取引所は小規模農家が安定した収入を確保し、良質なコーヒーの栽培に専念するのを後押しできるだろうと語った。

潘県長によると、県政府は近年、同郷の吾拉魯滋(ウラルツ)集落を台湾初の有機コーヒー専門の地域にしようと力を入れている。屏東コーヒーのブランドを打ち出し、その下で各農家がそれぞれ特色のあるコーヒーを作るという戦略で、県産のコーヒーが世界で一定の地位を獲得することを目指す。

泰武産コーヒーは品評サイト「コーヒーレビュー」で昨年、アジア太平洋地域の上位3位に入り、台湾コーヒーの中で最も高い評価を得た。地元農家をまとめる「屏東県原郷コーヒー聯盟」は23日、米ハワイのコーヒー業者と10年で7トンの県産生豆を販売する覚書を締結した。

同聯盟の唐笙・秘書長(事務局長)によると、現在のところ同取引所で扱うのは屏東産のコーヒー生豆のみ。屏東で栽培されるティピカという品種は栽培が難しく、世界では次第に減少しているという。有機栽培に加え、台湾では約100年の栽培の歴史で馴化され、独特の風味が楽しめる点が売りだと唐秘書長はアピールした。(中央社フォーカス台湾)

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