●阿里山の機関車モチーフにしたボトル

南部・嘉義市と景勝地の阿里山を結ぶ阿里山森林鉄道が25日に開業105周年を迎えるのに合わせ、同鉄道で運行された蒸気機関車をかたどったウオーターボトルが製作された。24、25日の二日間、同鉄道嘉義―奮起湖駅間の乗車券と引き換えに、無料で配布される。

ボトル製作を手掛けた台湾鉄道故事館の何元富・執行ディレクターによれば、政府や人々に国宝級の同鉄道を大切に保護するよう呼び掛けるのが狙い。若手女性デザイナーの陳捷ヨさん、黄靖ブンさんらが設計を担当した。開発までには数カ月が費やされたという。(※ヨ=女へんに予、ブン=雨かんむりに文)

蒸気機関車を模した部分はキャップカバーになっており、ペットボトルのラベルには客車をイメージしたイラストが描かれている。

陳さんは、これはただのボトルではなく、模型でもあると説明する。中身を飲み終わった後は側面に穴を開けて貯金箱にしたり、一面を大きく切り取って盆栽用の鉢にしたりと、自身のアイデアで思いのままに再利用してほしいと語った。

同鉄道は木材の運搬を目的に建設され、日本統治時代の1912年に嘉義―二万平間(全長66.6キロ)が開業。現在は観光客の足として利用されているが、1999年の台湾大地震や2009年の水害で甚大な被害を受け、一部区間は封鎖されている。全線復旧は早ければ2021年7月になる見通しだという。(中央社フォーカス台湾)

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