●電車のドア閉まり頭にけが、脱毛症に

下車時に列車のドアが突然閉まったことで頭部にけがを負い、脱毛症を患ったとして、乗客の男性が台湾鉄路管理局(台鉄)に損害賠償を求めた訴訟で、台北地方法院(地裁)はこのほど、台鉄に慰謝料や治療費など12万5000台湾元(約47万円)余りの支払いを命じた。

判決によると、事故は2015年5月下旬に発生。列車のドアが音声など一切鳴らずに突然閉まり、男性はドアに頭部を強打。頭頂部の左側が6センチほど切れたという。

男性は事故発生当時、十分な助けが得られなかった上に、治療のための通院は生活に支障をきたし、精神的苦痛を受けたと主張。傷が治るまで数カ月から1年かかり、頭皮に傷痕が残って毛髪の再生が不可能になる「瘢痕性(はんこんせい)脱毛症」と診断され、傷の完治後も植毛のために通院を強いられたという。男性は台鉄側に約22万元(約83万円)を請求していた。

裁判官は、診断書から男性の植毛と事故は因果関係があるといえると指摘。男性は身体的・精神的苦痛を受けたとし、植毛にかかった費用5万元(約19万円)、慰謝料7万元(約26万円)、治療費5000元(約2万円)余りを支払うよう台鉄に命じた。(中央社フォーカス台湾)

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