●クリエイティブ商品を日本に紹介

「台湾に対して日本人が抱くイメージは決まってグルメ。魅力あふれるクリエイティブ商品を紹介する人はほとんどいない」。こう語るのは、東京・蔵前で台湾カルチャーを紹介する店舗を展開するVidaway(東京都)の三矢健社長。あまり知られていない魅力を発信することで、日本の消費者に台湾の新たな一面を伝えたいと熱意を注いでいる。

台湾といえば、パイナップルケーキ、タピオカミルクティー、ショーロンポー、かき氷―。これらの食べ物の名前を挙げながら、台湾へのイメージは日本人にとってグルメしかないと三矢さんは笑う。ジャイアントの自転車やエイサーのパソコンなど、台湾の工業製品が日本に進出し、知らず知らずのうちに日本人に使われている一方で、台湾のクリエイターの作品を紹介する店はほとんどないのに気付き、出店を決めた。台湾に多くの親日家がいるにもかかわらず、自身は台湾についてあまり知らなかったことも出店の理由の一つになったという。

三矢さんは台湾のファブリックブランド「インブルーム」(印花楽)と手を組み、輸入代理店として同ブランドの日本1号店を昨年11月に開業した。蔵前を出店場所に選んだのは、情緒豊かなエリアで人がそれほど多くない反面、ほとんどの人が目的意識を持って足を運んでいるために情報が広がりやすいのに加え、こだわりを持つ職人の店が多いからだという。現在は台湾ブランドと日本のコラボレーションによる新商品の開発を検討中だと三矢さんは明かす。

約20坪の店内では紹介できる商品に限りがあるため、昨年12月には、台湾茶のドリンクスタンドや台湾文化に特化した展示スペースを設けた別の店も隣にオープンさせた。月ごとにテーマを変え、イベントを開催していくという。(中央社フォーカス台湾)

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