●伊藤忠の101株取得、手続き延期か

伊藤忠商事が頂新グループから取得を予定している台北101株について、取引完成が予定より遅れる可能性が出てきた。13日付工商時報が伝えた。消息筋によると、伊藤忠と頂新は14日に株式譲渡を完了する予定だったが、頂新の持ち株分44万株以上に銀行の抵当権が設定されており、その融資を返済しなければ抵当権を抹消できない。台北101の政府系株主は、今月19日に臨時取締役会を、4月19日に臨時株主総会を開催し伊藤忠の取締役を任命予定だったが、臨時株主総会は5月28日への延期を余儀なくされるという。頂新グループの台北101株は、頂基開発が大部分の38万5627株(全体の26.25%)、頂立開発が7万7626株(同5.28%)、頂固開発が7万8450株(同5.34%)などを保有している。1株32元(約117円)とし、7割が担保に入っているとすると、頂新グループが受けている融資総額は約100億元(約364億8879万円)とみられ、抵当権抹消にはその返済が条件となる。

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