タグ: 華麗なる玉子様~スイート♥リベンジ

炎亞綸 AARON アーロン

苦境の乗り越え方をこのドラマで共有したい

台湾ドラマを代表する俳優のひとりである炎亞綸AARON(アーロン)。主演作が日本でも次々と放送され、歌手としても日台双方でCDを発売し、まずまずの成績を上げている。今年の最新主演ドラマも早々にCS「ホームドラマチャンネル」での日本初放送が決定した。そんな彼が、どんな思いを抱いてこのドラマ『後菜鳥的燦爛時代』(華麗なる玉子様~スイート♥リベンジ)に取り組んでいたのか語ってくれた。

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―主演ドラマ『後菜鳥的燦爛時代』(華麗なる玉子様~スイート♥リベンジ)の日本初放送が決まりましたが、いかがですか。

「僕の過去の主演作も放送してくれた局ですし、とてもうれしく感じています。日本の皆さんには、台湾の脚本家、監督、プロデューサー、そして僕自身の成長を見てもらい、台湾ドラマの良さを知ってもらえればと思います。将来的に、台湾ドラマにもっと多くの日本の俳優さんたちが出演してくれるといいですね」

―このドラマに出演を決めた理由は何ですか

「視聴者に大いに共感をしてもらえるテーマだと思ったからです。同じ仕事を5、6年ダラダラと続けていて、昇進もしないし給料も上がらない。そんなとき、自分にはいったい何が足りないのだろうかと悩んでしまう。このドラマを通じて、似たような経験をしている皆さんと、現在の苦境をどう乗り越えたらいいのか、自分の盲点はどこなのか、その答えを共有できると考えました」

―脚本家や監督と演じる役について話し合いましたか。

「ここ数年、よく話し合って撮影に挑んでいます。脚本や役柄において物語をより膨らませていけるからです。このドラマでも同様に、キャラクターの成長過程や人生経験などについて話し合いました。それによって、僕が演じた紀文凱(ジー・ウェンカイ)というキャラクターの面白さや新たな面が引き出せたと思います」

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―紀文凱はどんな男性ですか。

「彼はいわゆる典型的な御曹司キャラではありません。十代のころは、いたずらっ子で落ち着きがなく、成績もよくなかった。同級生だった鍾雨棠(チョン・ユータン)は優等生で、彼は彼女に対し劣等感を感じていたでしょうね。彼女に好きと伝える勇気はありませんでした。その後、あることをきっかけに一念発起し、CEOになります」

―鍾雨棠役の曾之喬(ジョアンヌ・ツァン)さんとの共演はいかがですか。

「彼女は僕にとって重要人物ですね。7年前に共演するはずが、八八水害(2009年8月の台湾南部を中心とした大規模水害)の影響で撮影が中断し、彼女は降板することになってしまったんです。なので、今回の共演で縁が戻ってきたようでうれしいですね。皆さんには、息の合った自然な演技をお見せできると思います。実はこのドラマを撮る前、僕は自信をなくしかけて、自分探しを始めていたんです。彼女が僕に安心感を与えてくれたおかげで、演技に集中することができました」

―鍾雨棠にはどんな魅力があると思いますか。

「彼女の魅力は、率直ではっきりものを言うところですね。ジョアンヌ自身の性格とも似ています。彼女は、どんなふうに自分の考えを伝えたらいいかわかっているんです。はっきり言うけれど相手が受け止められる話し方です。僕は話し方がキツくて、情け容赦なく辛辣に言っちゃうんですよ(笑)。僕は、彼女から学ばなければいけませんね」

―では、恋愛感情をリアルに感じながら演技できましたか。

「うーん……気恥ずかしくなってしまう時もありましたね。アイドルドラマっぽいシーンになると、彼女は『なにカッコつけてるの』って僕のことを思っていただろうし……。でも、お互いにちゃんとやってのけたと思いますよ(笑)」

―現場の雰囲気はどうでしたか。

「とてもよかったです。キャストの皆さんと仲良く過ごせました。最近は気の合う方々と仕事をする機会が増えていて、自分は幸運だと思います」

―羽生結弦さんと共演したいとおっしゃったことがありましたね。

「彼のスケートの演技には、とても驚かされました。完璧という言葉でも足りないぐらいです。彼の演技には創造性があって、魂を感じます。彼の動きには無駄がありません。自分の理想をかなえるためには、彼のようにプライドを捨てて他者に教えを請うべきです。それができる彼を尊敬します。彼と知り合いになりたいですね」

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華麗なる玉子様 (C)2016 SANLIH E-TELEVISION CO., LTD

『華麗なる玉子様~スイート♥リベンジ』(後菜鳥的燦爛時代)

新任CEOによって秘書室長候補から社内のゴミ溜め的部署に追いやられてしまった鍾雨棠。問題のCEOは、高校時代に雨棠があらゆる意味で“面倒をみていた”紀文凱だった。雨棠に守られつつも、しばしばやり込められていた当時の文凱……今のこの人事は仕返しか!? 恋愛ビギナーの敏腕CEOが12年越しの初恋に再び挑むリベンジラブコメディー。出演は、炎亞綸(アーロン)、曾之喬(ジョアンヌ・ツァン)、賴琳恩(レネ・ライ)、李運慶(ジャック・リー)ほか。日本ではCSホームドラマチャンネルで8月10日(水)より毎週水曜深夜1:15放送開始(再放送は翌水曜18:00)。

 

profile

1986年11月20日生まれ。2005年にアイドルユニット飛輪海でデビュー。近年は俳優としてヒット作に恵まれ、『就是要你愛上我』(王子様をオトせ!)(13)、『愛上兩個我』(恋にオチて!俺×オレ)(14)など多くの主演ドラマが日台双方で放送されている。11年に日台でソロ歌手デビュー。16年6月に発表した3枚目の日本オリジナルシングル「モノクローム・ダンディー」は、オリコン週間ランキングで歴代台湾男性アーチスト最高位の8位にランクインした。

 

「ホームドラマチャンネル」はスカパー!、ひかりTV、J:COMなどの全国のケーブルTV局にて視聴可能。詳しくは ホームページヘ www.homedrama-ch.com またはお電話でお問い合わせください。+81-(0)3-5250-2330(10:00~18:00 土日祝は除く)

インタビュー・写真提供:松竹ブロードキャスティング(カメラマン:熊谷俊之)/構成:稲見公仁子

(2016年8月号掲載)

 

 

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